FXに必要不可欠なスプレッドについてなんとなく掴めてきた方。
実はスプレッドって毎回同じではなく変動するって知っていましたか?
FX会社の手数料とも言われるスプレッドは様々な要因によって変動することあります。
今回はそんな変動するスプレッドについて説明します。
まずはスプレッドが原則固定か変動かをチェック!
まず利用しているFX会社のスプレッドが原則固定スプレッドなのか変動スプレッドなのか確認しましょう。
原則固定スプレッド・・・原則固定されているが、様々な要因によって変動することもあるスプレッド。現在多くの会社が原則固定タイプである
変動制スプレッド・・・常に変動する可能性のあるスプレッド。特に流動性の低い時間帯は変動しやすい。
現在多くの会社が原則固定タイプのスプレッドを設定しています。原則固定スプレッドのメリットはスプレッドの把握がしやすいこと。取引のさいのスプレッドが固定されていないと売買する時に毎回スプレッド差の計算をしないといけませんが、固定されていれば計算は楽でになりますね。
また原則固定スプレッド、変動スプレッドの他にキャンペーン時の特別スプレッドはあります。これは各FX会社が行うものである一定の期間ある通貨ペアだけスプレッドが狭くなるのが基本です。会社によっては積極的にキャンペーンを行っているので是非参加してみましょう!
原則固定スプレッドはこんな時に動く!
原則固定なスプレッドでも変動する時があります。
スプレッドは変動するパターンは幾つかありますが、一番目にする機会が多いのは経済指標の発表がある前後です。
経済指標が発表されると為替が大きく変動する可能性があります。為替が変動すると取引も多くなり、それに合わせてFX会社もスプレッドを広げるので普段よりスプレッド上ではマイナスになりますのでご注意ください。
特にアメリカの雇用統計が発表される毎月第一金曜日の22時半のタイミングでは為替が変動する可能性が高くスプレッドそれに合わせて変動します。実際にその時間にスプレッドを確認しておくとスプレッドの広がりを見ることができるので是非確認してみてください。
またスプレッドは流動性が低い時間帯、つまり取引が少なくなる時間帯も変動しやすいです。
これはスプレッドを下げることによって取引の回数を上げようというFX会社の思惑があるからですね。変動スプレッドは特にこのタイミングで変動する可能性が高いです。
スプレッドが動く時=為替相場の変動が大きい時!
スプレッドはFX会社の手数料です。会社が何もしなくても取引の回数が多くなる時にスプレッドは広がります。
では取引回数が多くなる時はいつかというと為替相場の変動が大きくFXでお金を稼ぎやすい時です。
例えば上記で記したアメリカの雇用統計の発表のタイミングでは為替相場が大きく動きます。
そうするとそれに合わせてみんな取引をするので、FX会社もスプレッドを広げるわけです。
スプレッドが広がった時=為替相場が変動して稼ぎやすい時とも言えますので、チャンスを逃さなずに取引をしてみることをお勧めします。