「円は分かるけど、銭ってなんだろう」
FXスプレッドって聞いたことあるけど、細かい数字が苦手、、、
そんな人向けにFXスプレッドを表す単位について説明します!!
ニュースでよくみるあの数字、実はスプレッドを表していた!
朝のニュースで毎回出てくる「1ドル120.20~120.50円」といった表示。
なんとなく米ドルと円のレートなんだろうなと考えていたかもしれませんが、実はあれFXのスプレッドを表していたのです。
上記の場合、米ドル/円の取引だと買値が1ドル120.50円、売値が120.20円なのでスプレッドは0.3円になります。
0.3円ってなんだかイメージしづらいですよね。さらにスプレッドは0.05円差で変動したりするので余計数字の把握が大変です。
そこで日本ではスプレッドを表記する際の単位は円ではなく銭を使います。
銭=0.01円?日本にそんな細かいお金あるの??
銭は円の通貨補助単位です。
外国為替取引であるFXでは各国の通貨の価値に差があるので最小通貨単位以下の補助単位を使用します。
1ドル125円ならまだ分かりやすですが、逆に1円0.008ドルなんて言われてもよく分からないですもんね。
日本の場合だと1/100円つまり0.01円が1銭となります。
上記の場合だとスプレッドが0.3円だったので銭に置き換えるとスプレッドが30銭ということになります。
FXを始めてみると分かるかもしれませんが、通貨は1円以上で変動することは滅多にありません。
毎秒1銭、2銭と変動していく通貨の流れを把握するためにもこの補助単位銭に慣れましょう。
共通の通貨補助単位Pips
円の補助単位は銭ですが、他の通貨ではどのように表すのでしょうか?
わざわざ全ての通貨の補助単位を覚えなくてもいいようにFX取引ではPips(ピプス)と呼ばれる共通単位が使われています。
Pipsは銭と同じように通貨の1/100の値で動きます。日本円の場合だと1銭=1Pipsです。
米ドル/円の取引で120.05が120.07に変動した場合2Pips上昇したと言えます。
円以外の取引の際はスプレッドもPipsで表示されているのでますはしっかりと慣れましょう!
大きなお金が動くFXだからこそ、最小単位以下の銭の動きに気を配ってください!